関東風の天ぷらと関西風の天ぷらの違いは多い。同じ天ぷらでもその味わいは全く別物
関東風の天ぷらと関西風の天ぷらの違いは多い。同じ天ぷらでもその味わいは全く別物
天丼元亀の天ぷらは関東風の天ぷらです。
関東風や関西風って色々な食べ物で言われることが
多いですよね。天ぷらも関東と関西では
大きな違いがあります。
まず代表的で有名なのは油の違いではないでしょうか
関西では色の薄いクセのないサラダ油やなたね油
いわゆるキャノーラ油を使うことが多いです。
一方、関東風はしっかりと香りがあり
色もしっかりとした胡麻油を使うことが多い
です。
これにはちゃんとした理由があるそうで
関西の天ぷらは 野菜などを中心に
素材の味を生かす天ぷらが好まれて
きたようです。
なので衣薄く、塩で食べる事も
多いですよね。なので油もクセがなく
色が薄いものが使われるようになった
用です。
胡麻油を使う関東では、具材が
魚介類であることが多かった
為、臭みをとることを目的に
胡麻油を使い 水分が多い素材
なので衣はしっかりとつけた
天ぷらになったようです。
それぞれの地方のそれぞれの特性に
応じて進化していった料理だったんですね。
他にも色々な違いがあります。
また、次の機会にご紹介できればと
思います。